会社印

会社設立に際して必要な丸印、角印、銀行印などの会社印について材質、サイズ・書体、価格の点からご紹介します。

会社印とは?

会社印は法人の実印である丸印、銀行の通帳に使用する銀行印、会社の認印である角印の3本で1セットとされています。

通常、法人の認印は角印が使用されますが、別途丸印を追加し4本セットを使用する場合もあります。

しかし、過去にハンコ屋チェーン店で働いていた経験から言うと、4本セットを買うお客様はそれほど多くなく、多くのお客様が3本セットを購入されていました。

 


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会社印の材質について

会社印の材質については、柘植や彩樺など木の素材、黒水牛、オランダ水牛など水牛素材、チタンなどの金属素材、翡翠、ラピスラズリなどの宝石素材などがあります。

結論から言うと価格や強度の面から、ある程度硬めの材質である水牛(黒水牛・オランダ水牛)で作ることをお勧めします。はんこ屋さんで働いていた時も、水牛の材質をお薦めしていました。

 

会社設立時はできるだけ費用を掛けたくないからと、価格の安い柘植を利用する方が多いように感じます。

保管状況がよければ柘植でも構わないと思いますが、使っていくうちに力の加減で欠けてしまう事がまれにあります。

 

そうなってしまうと会社印の作り直しという事になりますが、基本的にハンコ屋さんに陰影を持って行って「これと同じものを作ってください」と言っても作ってくれないことが多いです。

理由としては犯罪防止という点があるようです。少なくとも僕が働いていたはんこ屋さんでは、そう言ったお客様がいたとしても、お断りしていました。

たとえお客様が欠けた印鑑の現物を持ってきたとしてもです。

そのため材質としては水牛、できればチタン素材で会社印を作成することをお勧めします。

 

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会社印のサイズ・書体について

会社印のサイズについては、ほぼほぼ決まっていて、実印についは18ミリ、銀行印については16.5ミリ、角印については21ミリ。というのが一般的だと思います。

3本セットの内容として、このサイズのセットで販売されているものを良く見かけます。ただし角印に関しては24ミリを使用するというお客様も結構多くいました。

 

また書体に関しては、丸印・銀行印に関しては「印相体」「古印体」「篆書体」、角印に関しては「印相体」「篆書体」を使用するお客様が多かったです。

書体のバリエーションとしては、古印体、印相体、篆書体の他に、楷書体、行書体、隷書体などがありますが、隷書体がたまに使われるくらいで楷書体、行書体を会社印として使うお客様はあまり見ませんでした。

迷ったら「印相体」を選択しておくとよいと思います。

 

会社印の価格について

最近はネットで会社印を購入することができ価格も安くなってきているようです。

僕がハンコ屋さんで働いていた時は柘植の会社印3本セットで15000円くらいしていたと記憶しています。

それが今ネットでは同様のセットが1万円を切るくらいの価格で販売されています。

 

先ほども書いた通り、材質としては水牛系のものを使用するとよいと思いますので、その場合は2万円から3万円程度を考えておくとよいでしょう。

最近はチタンの印鑑も安くなって来ており、印鑑の欠けを心配するならちょっと高めでもチタン素材の会社印を使用することをお勧めします。

 

チタン素材の会社印の価格の一例を出すとすれば、こちらのショップでは3万円ちょっとで作ることが出来ます。選択肢の一つとしてチタン素材も検討してみてはいかがでしょうか。

 


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